Gear VR開発するよ。準備編

年末にハワイに住んでいる妹が帰国するというので、

「よっしゃ、Gear VRを買ってきてください!」

ということで、Unreal Engine 4で開発するためにいろいろ調べてみました。

ですが、

結論から言うと、実機が届くまで開発は辞めておこうかなと…。

ただ、Unreal Engine 4からビルドしたプロジェクトを

Galaxyへインストールするまでは出来たので、

忘れてしまわないうちに記しておきます。

早速だけど、結論から…。

↑でも書いてますが、やはり実機がないと…実際、

Unreal Engine→Galaxyで実行できるところまではイケたのですが、

ヘッドトラッキング(っていうんですかね?)が出来ないみたいなのでなど

技術的・知識的な部分も含めて、

自分みたいなド素人が闇雲にやっても正解かどうかもわからないし、

手元にGear VRが届いてからにしようということです。

余談ですが、作ろうと思っていた作品はOculusで作ろうと思ってます。

Oculusなら手元にあるので、年末までに完成できるようがんばります…。

※基本的には、おかずさんの「UE4でGear VR開発してみる 準備編」を参考に記事を書かせていただいています。

環境

Windows7、Galaxy S6 edge、Unreal Engine 4

準備

PCのソフトウェアのインストール

※historiaさんの記事を参考しさせていただきました→[UE4] Android端末でサンプルを実行する手順まとめ

まず、PCにAndroid開発に必要なソフトウェアをインストールします。

Unreal Engineを通常とおりにインストールしていれば(C:\Program Files\Unreal Engine\4.10\Engine\Extras\AndroidWorks\Win64)のフォルダにある”AndroidWorks-1R1-windows.exe”を実行します。

実行後、”NEXT>”を数回クリックし、進んでいきます。

Setupインストール先を指定します。

ComponentManager赤枠の”AndroidWorls 1R1”と”Standard”を選び、青枠のNextをクリック。

自分場合は一度USBまわりのインストールに失敗したらしく、再度トライしたら問題なく完了できました。

※先日書いた「Visual Studio Community 2013 再インストール時の”Setup Blocked”」が原因で、Visual Studio 2013がインストールされていないとダメ?みたいで、(2015は入っているのですが…)インストールがスタートせず相当な足踏みをしてしまいました。
このあともVisual Studioは必要なので、ちゃんと入れておくといいと思います。

Galaxyの設定

以下、こちらを参照→Samsung Gear VR ヘッドセットの必要条件

  1. 設定→ロックとセキュリティ→提供元不明のアプリをON。
  2. 設定→端末情報→ビルド番号を7回タップする→開発者オプションが有効になる。
  3. 開発者オプション→USBデバッグとスリープモードにしないをONにする。

PCとGalaxyを接続する。

GalaxyをUSBケーブルで接続して、コマンドプロンプトを開き([WINDOWSキー] -> R -> cmd -> Enter など)「adb devices」を入力。

端末IDGalaxyがPCに認識されていれば、このように端末IDが表示されます。

何も表示されなければ、ADBドライバのインストールが必要です。

ADBドライバをインストールする

※すでに、認識された場合は読み飛ばしてください。
なお、以下の方法は、Galaxyの設定となります。

ページ下部”Download for Others”にある、DOWNLOADからドライバを落としインストールします。

”Download for Windows”のDOWNLOADでもいいのですが、余計なものも入ってしまうのがイヤなので”Download for Others”のほうにしています。

インストール後、再度コマンドプロンプトで確認してください。

Oculus Signature File (osig)ファイルのダウンロード

 

こちらから、Oculus Signature File (osig)をダウンロードします→https://developer.oculus.com/osig/

Oculus Signature File(osig)GeneratorログインにはOculu IDが必要です。
Device IDは先ほどチェックした端末IDを入力してください。

端末ID

ダウンロードできたファイルを”C:\Program Files\Unreal Engine\4.10\Engine\Build\Android\Java\assets”へ移動してください。

ファイルがない場合は作成しちゃってください。

Unreal Engine 4でプロジェクトを作成する

ここからは、Unreal Engineでの作業になります。

そして、基本的には公式のドキュメント”Samsung Gear VR のクイックスタート”通りにやればOKです。

1.Gear VR C++ プロジェクト作成
2.Gear VR プロジェクトの設定
3.Gear VR プロジェクトのパッケージングとデプロイメント

試した環境が4.10だった?ので、2点微妙に違う箇所があったので補足しておきます

まず、自分の環境ではドキュメントどおりにならなかったのが”2.Gear VR プロジェクトの設定の7.Android SDK”について、自動で入力がされていませんでしたが、ここは普通に先ほどインストールした”C:/NVPACK~”をたどって行けばファイルがあるのでそれを指定すれば問題なしです。

それと、”3.Gear VR プロジェクトのパッケージングとデプロイメントの4.”で、3つファイルが出来るとありますが、4つ出来てました(Install_プロジェクト名_NoOBBInstall_Development-armv7-es2.bat)。

どちらとも、進めるのに重要なことではないとは思うのですが、一応。

Galaxyへインストール後

インストールしたプロジェクト(アプリ)を起動

.batファイルの実行が完了したら、Galaxyのアプリの一覧にUnreal Engineのアイコンで設定したプロジェクトの名前のアプリがインストールされています。

これをタップすると、起動に必要なアプリのインストールだったりOculus IDの入力など、必要に応じて入力・設定してください。

Gear VR Developer モードを有効にする

ここまできて…まだ、もうワンステップ。

Samsung Gear VR のデバッグ方法

↑にあるように、このままだとGear VRがないとアプリを実行できない。

なので、設定→アプリケーション→アプリケーション管理→Gear VR Service→ストレージを管理→VR Service Versionを6回タップ→開発者モードをON

これで、Gear VRなしでもアプリを実行できます。

最後に

基本的に、参考にさせていただいたサイト様の書き写しのようになってしまいました…。
(面識もご挨拶もしていませんが、勝手に「おかずさん」「historiaさん」ありがとうございました。)

また、作業してから数日たっているので、間違っている部分や抜けている部分などあるかもしれません…。

今後、Gear VRが届き開発再開しましたら、記事を載せていきたいと思います。

ご指摘などがございましたら、コメントかTwitter(@zannijp)にいただけますと幸いです。

それでは、以上です。

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