小さければ小さいだけボケが出てしまい、撮影がムズカシイ…。
僕はカメラが得意でないので、フォトグラメトリをしてモデル修正すればいいやと思ってたんだけど、
カメラ詳しい子に聞いたら、「ボケないカメラがある、そして持っている」と。
それは、深度合成だと。
なんじゃそりゃ、と。
要は、複数枚ピントをズラして撮影をしたものの、ピントのあっている部分だけを合成してくれるという、夢のような話。
早速その子にカメラを借りて試してみました。
かねてからお願いしてたOLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡを試し撮りさせてもらった。
これは…深度合成ハンパない…。写真の上が深度合成後。
めちゃくちゃキレイに撮れるじゃん…。
うんコレ、求めてたの、コレです。 pic.twitter.com/zodWylSX7g
— ZANNI (@zannijp) October 2, 2019
すごい…。
めっちゃいい…。
ただ、このカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ」が結構いい値段する…。
レンズも必要…。
そんな話をしているときにちょうど、STUDIO DUCKBILL(@DuckbillStudio)さんがこんなツイートを。
『毬栗も内から割れる』
フォトグラメトリで作成したイガグリの3DCGです。
オリンパスTough TG-5の被写界深度合成で撮影。#photogrammetry pic.twitter.com/6egHdWsyYP— STUDIO DUCKBILL (@DuckbillStudio) September 29, 2019
これじゃん、同じやつじゃん。
早速、「OLYMPUS TG-6」をレンタル。
昨日今日とテスト撮影したものがこんな感じ。
上が通常撮影で、下が深度合成。
バッチリ!ということで、「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ」をまた借りて「OLYMPUS TG-6」を比較した。
多少「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ」の方がいい気もしますが…正直、あまり変わらない気も…。
というか、どちらかというと「TG-6」の方が奥の部分はキレイな気もする。
ただ、深度合成後の画像サイズが「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ」5184×3888、「TG-6」4000×2762(設定にもよるだろうけど…)でこれだけ違う。
ま、大きいに越したことはないんだろうけど、とはいえ「TG-6」も4000pxはあるので…。
それから、深度合成の処理スピード。
これは、同じSDカード使って試したところ、TG-6の方が早かった。
最後に一番大きな違いは、どこまで接写できるか。
「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ」はレンズを換えたりすればいいのかもしれないけど、あまり寄れない。一応、これが限界だった。
撮影したのが自宅じゃなく、携帯のライトを使ってライティングしているのでやればもっと寄れる。
ただ、「TG-6」は顕微鏡モードの中に深度合成があるので、接写に適しているんだと思うんだけど、「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ」の深度合成は特に接写どうのではないらしい。
もう少し時間をかけてやればいいんだろうけど、自分の仕様用途してはフォトグラメトリ用の物撮りなので、ある程度寄れてブレなければいいので、これで十分。
と、言うわけで結論。
「TG-6」で全然OK。
ポケットに入るサイズなのでお出かけの時なんかにも全然使えるし、問題なし。
最後に、おそらく普段は使わないだろうけど、深度合成ではなくてただただ遊びで接写したツイートをあげておきます。
僕はカメラ詳しくないので特に画期的でした。
しかも1cmまで寄れるので、アリさんも撮れちゃいました。
少しピントずれてますが…。 pic.twitter.com/t8hm1W6rx3
— ZANNI (@zannijp) October 8, 2019
しつこいようだけど、TG-6テスト。
葉っぱ。
下からライトあててほぼほぼレンズ側を下に向け置いて撮影。
これもやっぱり深度合成した方がボケずにイケる。
1枚目が深度合成。すげーなー。
明日の比較が楽しみ。 pic.twitter.com/roWaCPzOjk
— ZANNI (@zannijp) October 8, 2019
昨日寝る前に奥さんがTG-6で遊んだ写真。
光や手が映り込んでるけど、これなかなかおもしろい。
目と髭と唇。
モデルは僕。
深度合成はなし。
奥さんはすごい楽しそうだった。
これが一番。 pic.twitter.com/aCnDH8Fm1Y— ZANNI (@zannijp) October 9, 2019