Reality Captureでフォトグラメトリするよ。 其の二 -iPhone動画-

今年の7月かな?

葉山の海でRealityCaptureにかけようとスキャン用に拾ってきた石が、ベランダに放置してたら粉々に砕けてしまったんだけど、

ふと、

「iPhoneの動画でイケるんじゃね?」

と思い試してみました。

※ほんとは、川崎のチッタのところにVENOMのデカい顔が展示してあるので、それをスキャンしようと思ってたんだけど、天気が良くてテカテカに反射してたのと、人がいない早い時間に行くつもりが寝坊してしまったというのと、そろそろ片付けないと、奥さんに怒られる…という経緯もあり…。

追記↓

2018年11月21日の更新(Version 1.0.3.6310)で、動画をキャプチャする機能が追加されました。

https://twitter.com/zannijp/status/1066288678861852672

iPhoneで動画を撮影

自分はiPhone7plusなんだけど、

実は4Kで撮影できるらしい…知らなかった。

設定→カメラ→ビデオ撮影で変更可能です。

むむ!

60fpsでも撮れるのか…と思いつつ、4Kで撮影。

ちなみに、崩壊前↓

崩壊後↓

撮影した動画をAfterEffectsに突っ込んでみたら、間違ってブラーかけてないよねってくらいボケボケだったので、落ち着いて再撮影。

今度は、ゆっくり動かしながら慎重に。

それがこちら↓

AfterEffectsに入れてみると…うーーーーん…本当はもっと、ゆっくりじっくり撮った方がいいんだろうけど、ま、許容範囲内!

と言うことで、この動画を画像に変換します。

n番毎の画像をレンダリングする。

n番毎って言い方でいいのかな?

要は、今回は1秒30枚の2分(3,600フレーム)動画、それだと画像が多すぎるので、予めレンダリングする枚数を間引いちゃう。

やり方は、こちらの記事を参考にさせていただきました。

AfterEffectsで設定したフレーム分スキップして出力する方法

ふたつのやり方が載っているけど、自分は以下の方法でやりました。

御二方に感謝。

そして今回の場合は、500枚前後の画像が欲しかったので調整しながら画像をレンダリング。

RealityCaptureへ。

画像が出来たら、あとはもうRealityCaptureに突っ込んでMAYAに持っていく。
※RealityCaptureの詳しい使い方はまた今度。

今回は、サクッとやってサクッと記事を書きたかったので、Unreal Engineには持っていってません。

で、MAYAでレンダリング(Arnold)したものが以下です。

比較用に先程の実写。
崩壊後を反転しただけ…↓

ま、予想以上ではあるけど、ヌルさは否めないかなと。

ちゃんと一眼カメラとかで静止画を撮ったほうがいいんだろうけど、アタリとして使うときとかそこまで重たいものはいらないって時とかサクッとやる分にはOKなんじゃないかな。

ってな感じでした。

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